祝100万回再生 ≠ME 歌詞解釈 〜君で始まる運命だった物語〜

日向坂46宮田愛萌推しによる別グループのにわか曲解説です。≠ME(以下ノイミー)のデビュー曲"≠ME"について書きます。

f:id:manamodelemonon:20190920185838j:image

ノイミーはイコラブの姉妹グループで、8月にデビュー曲が配信されたばかりです。私はTIFで初めてパフォーマンスを観て感動し、即音源をダウンロードし本日に至るまで鬼リピートしてきました。作曲はあのサイマジョや不協和音を手掛けたバグベアで流石としか言いようのないサウンド。MVもメンバー12人の良さが存分に現れていてみんな可愛くて本当に素晴らしいです。そして私が一番特筆したいのは歌詞です。作詞したのはプロデューサー指原莉乃さん。本当に恐ろしい才能の持ち主です。崇拝に崇拝を重ね猛拝しています。そしてそれをパフォーマンスするノイミーちゃん達の表現力も、とてもデビューして半年とは思えないほどの完成度です。一曲を極めるとはまさにこの事で、そのパフォーマンスから本当にレッスンを頑張ってきたのが伝わります。

そんなノイミーちゃん達のデビュー曲のMVが本日YouTubeでの再生回数が100万回を突破しました。公開から2ヶ月かからずして達成。その記念というわけではないですが、ある意味節目ということでこの曲の歌詞について私なりの解釈を書きたいと思います。個人的な解釈ですので悪しからず。

尚、ノイミーちゃんはメンバー12人でこの解釈を合わせてパフォーマンスをしているとの事ですが、今の今までこの解釈の内容は明らかになっていません。(なっていたら教えて下さい。)メンバーに確認するよりも先に私なりの解釈を書くというわけです。因みに私がこの解釈を思い始めたのは8/25の@JAM EXPOでのライブで歌詞と自分の感情がばっちりと合った事がきっかけです。

 

まずは曲と歌詞は以下のリンクからお確かめ下さい。

https://youtu.be/wsKSUGDKRpQ

以下では歌詞を一部転用しますが、一切許可を得ていないため、問題がございましたら申し付け下さい。

 

歌詞の内容は一見陸上部の女の子に一目惚れした男の子の青春ストーリーです。ストレートな青春ラブストーリーといった内容で容易に理解できると思います。しかし表現の仕方が絶妙で、様々なものに置き換えて解釈できます。

 

それでは概要から行きます。

ざっくり言うと、 推しメンを見つけたときのオタクの気持ちを綴っています。構成としては、

1番  ライブで気になるアイドルを見つける
サビ①  好きだ
2番  握手会に行く
サビ② Cメロ  推す事を決心
落ちサビ  かつてない感情に対する決意

大サビ  君で始まる運命だった物語

ざっとこんな感じです。ではパートごとに細かく見ていきましょう。

 

1番
「痛いくらいにギラつく日差し 部活している君を見つけた」
まさにステージで輝くアイドルを見つけたオタクの心情です。 日差し=照明、部活=ライブと置き換えられます。 本当に眩しく見えたのでしょう。

「どんな顔して笑うんだろう 絵文字、スタンプ 使うタイプか情報社会なのに何も知らない」
気になるまだあまり知らないそのアイドルはネット検索しても、 プロフィール等の情報はたくさん出てくるが素顔は分からない。 分かりたい。気になる。そんなオタク感情とリンクします。

「陸上の大会 クラスみんなの視線独占 」
陸上の大会=ライブ、クラスみんな=観衆。今ステージ上で見つけたそのアイドルと自然と置き換わります。

「じわり汗滲む Ah 君が来る」
その推し(候補)の歌パートがきた、サビがきた、レスをくれた、ポジションが入れ替わり近くに来たと色々考えられます。特別意識していますね。

 

サビ①
全体として表現が凄い。そしてエモい。名フレーズ連発。歌詞が耳に残る残る。
解釈としては前半部分はそのままなので割愛。注目すべきは後半。
「好きだ今は届かなくてもいい」
ライブを鑑賞している状態なので当然"今は" 届かなくていいわけです。
「走る姿みてるだけで 僕の夢も一緒に叶った気がするよ」
走る姿=パフォーマンスしている姿なので、 推しが輝いているだけで自分の夢も叶ったような気がするというのはオタクなら誰もが共感できるのではないでしょうか。

 

2番
「夏休み中は何してた?なんて君の方から話してくれた」
歌詞の表現では相手から話しかけてくれていますが、 主人公をオタクに置き換えたら、 握手会へ行って実際に会話したときだと考えられます。 もしかしたらライブで認知されて、 初握手でいきなりアイドル側から話しかけてもらえる可能性もあります。そんなことされたら絶対好きになりますよね。まとめると実際に会いに行って会話しましたということ。

「部活の話 バイトの話 知らないことが多すぎたんだ」
ループなりまとめなり、たくさん会話して色んな事が分かったことが伺えます。 知らないことをたくさん知れたときの喜び。オタクなら共感できますね。

「少し日焼けの肌になぜか胸の奥ツンとする」
アイドルが日焼けしているとは考えにくいですが、 実施にブースで握手して間近で見て初めて気付いたことがあり、 そういったところも好きになっていく様子が描かれていると解釈できます。

「校庭を見つめる長いまつ毛の横顔だって 痛いほど刻まれるこの胸に」
推しの横顔を見れるのは握手待機列で自分の番が近づいたときと剥がされた直後、つまり他のオタクと接触してるときです。校庭( で今活動している生徒)=今握手しているオタクと置き換えれば、 胸に痛いほど刻まれるのも納得です。 というかもう嫉妬しているのでそれほど好きになっていることが分かります。

 

サビ②
「いつか雨が心に突き刺さり いつか立ち止まりたくなったとき ずっと諦めず君の名前呼び続ける」

前半部分の"雨が心に突き刺さり"、" 立ち止まりたくなったとき"はオタク側またはアイドル側が挫折したときと考えられます。オタク側の挫折とは色々ありますよね。

・思ったように会いに行けない、推されない

・他のオタクの方が推されていると感じる

・ライブや握手の券が取れない

ポイントはそれでも信じて「名前を呼び続ける」ことです。それほどの強い想いで推すことを決意しています。これは落ちサビの伏線にもなっています。

アイドル側の挫折との解釈も可能で、どのみち名前を呼び続けるという強い気持ち・決意を表しています。

「いつか素敵な映画に出逢う日  いつか美味しいご飯食べる時 僕を思い出してほしいなんて ズルイよね 」

ここは非常に印象深い表現ですね。オタクがこの言葉を握手会で直接アイドルに言ったとは解釈しにくいですが、要は「自分自身は数多くいるファンの中の一人だけど、ふとしたときに思い浮かぶオタクは僕であってほしい」というオタクなら誰もが推しに対して思うことを表現していると捉えられます。まぁズルいですよね。気持ち分かります。

 

Cメロ

「I can’t stop  気付いた『見てるだけでいい』じゃダメだ」

オタクというものは、最初はライブや握手に行っても見てるだけで幸せ、見る(会う)だけで明日以降の活力になると思います。しかし通っている内に心情は変化するものです。これだけ色々なものを与えて貰ったからには推しに対して恩返しがしたい。何かを与えたい。オタクとして次の思考ステップに行くときです。

「今こそ不平不満なんかじゃなく  真っ直ぐな気持ち空高く叫びたい  好きだー!」

オタクとして次の思考ステップに辿り着くと周りのウザいマウント取りたがりオタクに対して不平不満を言うよりも、推しに対してまっすぐな気持ちを伝える事が重要だと気づきます。なぜなら自分にとってはウザくて仕方がない他の推し被りオタク達も、その推しメンからすれば大切なオタクだからです。このことに気付いた主人公のオタク君は思わず空高く「好きだー!」叫びたくなりました。

 

落ちサビ

「叫べ 声が枯れて出なくたって  叫べ どうにか君に届けなきゃ   逃げず真剣な眼差しの答え待ち続ける」

こちらがどんなにボロボロになってもどうにか気持ちを届けたいというオタクの心理。ここまでくるとシンクロ率400%ですよね。そしてここで呼び続けて叫んでしまった伏線を回収します。今度は答えを待ち続けます。

「叫べ初めてのこの気持ちは  叫べどう処理すればいいんだろう 『愛』や『恋』なんて言葉ではもう片付かない」

もはや解説の必要がありません。冨田菜々風さんの素晴らしい歌声も相まってライブではこの辺りで涙が溢れてきます。(限界オタク)

 

大サビ

「好きだ Ah もう遠慮はしないよ  好きだ初めて逢ったあの日から  君で始まる運命だった物語」

これも解説のしようがありません。君で始まる運命だった物語。この曲の全てがこのフレーズに凝縮されています。言葉で表現出来ないくらいエモい。文章を書いているだけで泣きそうになる。こんな表現ズルすぎますって指原さん!!!( ・ᴗ・̥̥̥ )ピエン

 

という事で一通り自分なりの解釈を書いてみました。ノイミーちゃん達のメンバー内で合わせた解釈も非常に気になるところです。

今後ともノイミーちゃん達とこの曲がより多くの人に届く事を祈っています。

 

殴り書きしたので見にくかったり読みにくかったりすると思いますがご容赦いただけると幸いです。重ねて、意見や感想をツイッターにリプいただけると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。